Rank Up Racing|ランクアップレーシング

レースレポート|ランクアップレーシング
2021.09.25 九州

2021 MFJ全日本ロードレース選手権シリーズ 第7戦
スーパーバイクレース in 九州

会場:大分県・オートポリス(1周=4.674km)
日程:2021年9月18日(土)予選・JSB1000レース1・JP250決勝/9月19日(日)決勝
天候:晴れ コース:ドライ/晴れ コース:ドライ

JSB1000
#27 江口謙 Race 1 予選:18番手(タイム:1分55秒754)決勝:17位
Race 2 予選:18番手(タイム:1分55秒847)決勝:17位
シリーズランキング:23位
ST1000
#44 梶山知輝 予選:24番手(タイム:1分55秒617)決勝:24位
シリーズランキング:23位
MFJ CUP JP250
#8 梶山采千夏 予選:6番手(タイム:2分14秒773)決勝:4位(国内クラス:2位)
シリーズランキング:国内クラスチャンピオン
#74 花木沙智 予選:14番手(タイム:2分20秒677)決勝:15位(国内クラス:8位)
シリーズランキング:17位

梶山采千夏が MFJ CUP JP250 国内クラスチャンピオンを獲得!
RunkUp Racing 全日本デビューイヤーを戦い終える

全日本ロードレース選手権が9月18日(土)・19日(日)に大分県・オートポリスでシリーズ最終戦が行われた。レースウイークに台風14号が接近し、金曜日は、その影響を受け不安定な天候の中で走り始めた。

JP250の1本目はウエットだったが、雨は止み路面は乾いて行く。
ST1000、JSB1000の1本目は、奇跡的に、ほぼドライとなり、マシンセットを進めて行く。
JP250の2本目も雨はパラついていたが、ほぼドライで走ることができたが、JSB1000とST1000クラスの2本目は、風雨が強くなったため中止となってしまっていた。

8月上旬に事前テストが行われ、その後に開催された九州選手権に知輝と采千夏、そして花木も参加。その後、岡山ラウンドをこなし、今回の最終戦オートポリスを迎えていた。

江口は、これまでと違うタイヤをチョイスしたこともあり、足回りのセットを変更。知輝と采千夏、花木もセットを進めて行く。

土曜日の天気は回復方向だったが、この日、最初の予選となったJP250はウエットコンディションからスタートし、乾いて行く難しい状況となっていた。采千夏は6番手グリッド、花木は14番手グリッドからレースに挑んだ。

JP250の決勝レースは10周で争われた。采千夏は、ライバルに対し先行した方がチャンピオンという状況。やや緊張した面持ちでグリッドに並んでいた。

采千夏は、オープニングラップを5番手で終えると、3周目には4番手、4周目には3番手に上がりセカンドグループをリード。5台の集団になっていたが、その中にタイトルを争う鈴木選手も、しっかりいた。一時は鈴木選手が先行するも、レース終盤になると豊原選手が先行。これを采千夏はピタリとマークし、国内クラストップでゴールしようとしていたが、僅かに届かずチェッカー。総合4位、国内クラス2位となったが、鈴木選手の前でゴールできたため、シリーズチャンピオンを最終戦で逆転して獲得した。
単独走行となっていた花木は、まだケガが回復していない身体で10周を走り切り総合15位、国内クラス8位でチェッカーフラッグを受けた。

JSB1000クラスの江口は、レース1、レース2共に17位という結果だったが、レース1を走り終えレース2に向けてガラリとセットを変更。これが、いい方向に進み、前の集団との差が縮まった。レース1は単独走行となっていたが、レース2は樋口選手に追いついていき、僅差でゴール。ユーザーへのフィードバックを考え、スタンダードECUで戦ってきた2021年シーズンの集大成とも言えるレースとなった。

知輝は、初めての全日本ST1000クラスフル参戦ながら、毎戦成長を見せた。予選では、うまく前のライダーについて行き自己ベストを更新。そこからセットを変更し、ウォームアップ走行で、さらにタイムを縮めていたが、それでもポイント獲得には持ちタイムが足らないと、決勝に向けて一か八かでセットを変更して挑んだ。

しかし、このセット変更が裏目に出てしまい、これまでになかった挙動が知輝を苦しめることになっていた。厳しいレースとなったが、しっかり完走して2021年シーズンを締めくくった。

JSB1000ライダー
江口謙

オートポリスの事前テストは8月上旬にあったのですが、そこでECUの書き換えを行い、いい方向に行き始めていました。
その後、岡山テストでのエンジントラブルもありましたが、コーナー立ち上がりでの加速はよくなって来ていますが、ストレートでの加速では、まだ差があるので課題が残っています。
今回もオートポリスも毎セッション大きくセットを変えて挑みましたが、いい方向に行きましたし、上位陣との差を縮めることができてシーズンを終えられたのは、よかったですね。
18年振りのフル参戦にご協力いただいた皆さんに感謝いたします。ありがとうございました。

ST1000ライダー
梶山知輝

オートポリスは事前テスト、地方選手権を走らせてもらい感触はよく走りやすいコースだと思っていましたし、金曜日の走り出しのフィーリングもよかったですね。
公式予選では、うまく前方に目標になるライダーがいたこともあり自己ベストを更新。
決勝日朝のウォームアップ走行でもタイムを縮めることができたのですが、ポイントを獲るには、持ちタイムが足りなかったので一か八か賭けのセッティングで挑みましたが、よくない方向に行ってしまい厳しいレースになってしまいましたが、この経験を糧に来シーズンにつなげたいと思っています。

JP250ライダー
梶山采千夏

今回はシリーズチャンピオンがかかっていたので緊張もありましたけれど、レースになったら、今年一番のバトルになっていたので走っていて楽しいレースでした。
タイトルを争っているライバルに対して、序盤は好きに走っていましたけれど、最後の2周は、考えて走りました。
チャンピオンを獲れてホッとしています。
これも支えてくださったチームを始め、応援してくださった皆さんのおかげです本当にありがとうございました。

JP250ライダー
花木沙智

ニュータイヤでのペースアップがうまくできず、スタート後、すぐに置いて行かれてしまい、常に単独走行になってしまいました。
前戦の岡山では、ユーズドタイヤで決勝を走ったくらいなのですが、ニュータイヤをうまく使えるようにしたいですね。
まだケガの影響もあり、左コーナーがうまく走ることができないこともありましたが、まだまだですね。
来シーズンは、しっかり身体も整えて結果も出せるように頑張ります

チーム監督
中野誠司

まずは、全日本ロードレース初年度を多くの皆さんのご協力のおかげで戦い終えたことを深く御礼いたします。
昨年末に発足したRankUp Racingを暖かく迎えてくださったART、エントラントの皆さんにも感謝申し上げます。
江口は、18年振りのフル参戦にも関わらず、ベテランらしく限られた中で着実に前進して来ました。
知輝は、今シーズンで大きく成長できたと思います。筑波でのポイント獲得は、まぐれではできないことですから。彼のキャリアを見ても、よく走ったと言えるでしょう。
采千夏は、最後に勝負強さを見せて、しっかりナショナルチャンピオンを獲得してくれました。
花木はケガがあり、思うようなシーズンが送れませんでしたが、この後の地方選手権、そして来年に期待したいですね。